子供の歯が気になる 〜小児歯科・矯正歯科
〜5歳迄
トレーニング
年齢に応じて必要であれば、歯医者さんが嫌いにならないように、ユニットに座ったり、倒したりして、施術は何もしない、トレーニングから開始します。
乳歯の虫歯治療
ナノシールにより虫歯の進行を止める。従来の虫歯の進行止めは黒くなります(サホライド)が、ナノシールは黒くなりません。
詰め物をすると、歯の中で膿んでしまい、それが乳歯の歯根の先に溜まると、乳歯の歯根付近にある永久歯の萌出を妨げてしまうため、膿まないぐらいきれいに虫歯を取って詰め物出来る年齢になるまでは詰め物をしない方が良いです。
虫歯予防
SC(歯石除去)&PMTC(歯のクリーニング)とMIペースト(牛乳成分由来)か、牛乳アレルギーがある場合はフッ素ジェルを塗布します。
5〜7歳頃
こどもの矯正、夜だけ使用
上記の虫歯予防、乳歯の虫歯治療に加えて、大人の歯の治療、拡大床を夜間のみ使用する準備をします。
矯正治療を開始する推奨時期です。
痛くない麻酔 TAC:強力な表面麻酔(緑ラベル) 電動麻酔器:ゆっくり動きます
大人の歯の治療をする際に、必要であれば、麻酔をしますが、当院では「痛くない麻酔」を、導入しています(お子さんだけでなく、大人の方の麻酔時ももちろん対象です)。
歯科の麻酔の痛みは2段階ありますが、そのどちらにも対処しています。
- 針を歯肉に刺す痛み(→強力な表面麻酔で軽減)
- 麻酔薬を歯肉内に注入する痛み(→ゆっくり注入することで軽減)
7〜8歳頃
インビザラインキッズ
上記の虫歯予防、乳歯の虫歯治療、大人の歯の治療や拡大床による準備矯正治療に加えて、この時期(下記適応条件下)にのみ治療可能です。
インビザラインキッズの適応条件
- 永久歯萌出条件:切歯のうち2歯 萌出&6番 完全萌出(4mm以上)
- 永久歯未萌出条件:少なくとも3/4顎に3,4,5 2歯以上 未萌出
- 乳歯残存条件:少なくとも3/4顎にcde 2歯以上 残存
インビザラインキッズ適応条件より生え変わりが進んだ場合
インビザラインフル適応
お子さんが自分の歯の状態に自分で気がつくことは中々ありません。お子さんの歯を守ることができるのは、日常生活の長い時間を通じて直に接している保護者の方なのです。お子さんの歯の治療は、成人の治療とは少し状況が異なっています。そのためおきなわ矯正歯科ではお子さんの歯を治療するうえで、特別な対応を行っています。
一通りの治療が終わったあとや定期メンテナンスにて虫歯の再発を防ぐために「MIペースト」とよばれる天然由来の薬品をつかっています。牛乳由来の成分を含むMIペーストを歯に塗ることで、虫歯になりにくいお口のなかの状態を保つことができます。メロン、ストロベリー、バニラ、ヨーグルト、ミントといった様々な味があるので、お子さんが楽しんで虫歯を予防できます。
準備矯正が完了したら、時期を見て、見えないマウスピース矯正治療のインビザラインキッズやインビザラインフルを推奨しています。費用はかかってしまいますが、矯正治療こそが最高の予防治療です。
生涯の医療費抑制のためにも、予防が大事。大人の歯の本数は28本(親知らず含めると32本)、そのうちの20本を健康な状態で80歳まで保たせること(8020運動)が、健康長寿の秘訣。矯正治療で歯並びを良くして歯を磨きやすくすることで、健康な歯を20本以上維持することが出来ます。
インビザラインの症例数が多いことにより、インビザライン製造元(アメリカのアラインテクノロジー社)から材料費用のディスカウントを受けています。それを価格に転嫁し、費用を抑えています。
さらに、2.5%〜の低金利デンタルローン提携により、ご負担を少しでも軽減しています。